アレについて記す

Spring Boot(MVC)でH2DBの確認用画面(WebServer)を立ち上げる設定

Posted on January 29, 2015 at 23:36 (JST)

H2DBの管理コンソールをブラウザで確認出来るようにする設定について記述します。
JPAなどのORMで隠蔽されていても、やはりDBへの格納状況を知りたいケースが多々あります。
Enumがどのような値で格納されているかとか、パスワードに2重エンコードかかってないか?など。
@Configurationをつけたクラスに設定を行うことで、Webベースの管理画面が使えるようになります。

作成したサンプルはGithubにて公開しています。[ simple-mvc-app ]

Configクラスの設定

下記の設定を記述するだけです。
※ H2の依存をbuild.gradle or pom.xmlに記載していること前提です。

[ AppConfig.java ]

// H2コンソールを使用可能にする。
// http://localhost:8082/
@Bean(name = "h2Server", initMethod = "start", destroyMethod = "stop")
@DependsOn(value = "h2WebServer")
Server createTcpServer() throws SQLException {
    return Server.createTcpServer("-tcp", "-tcpAllowOthers", "-tcpPort", "9092");
}
@Bean(name = "h2WebServer", initMethod = "start", destroyMethod = "stop")
Server createWebServer() throws SQLException {
    return Server.createWebServer("-web", "-webAllowOthers", "-webPort", "8082");
}


アプリケーション起動後、下記のURLで管理画面を表示出来ます。
http://localhost:8082/
H2DB管理画面イメージ
SELECT実施イメージ

以上です。